ライン

   <Museu da Carris リスボンのカリス博物館>

Lisboa リスボンに欠かせない風景の一つが、狭い路地を縫う様に走る小さくて可愛らしい路面電車です。サン・ジョルジェ城や
アルファマ方面に行く28番線、ジェロニモス修道院やパステル・デ・ナタを食べにベレン地区に行くのにも便利な15番線などは
観光客にも大人気。そんなリスボン市民そして観光客の足であるリスボン市電の博物館がリスボンにあります。

場所は、市電の15番線に乗ってベレン地区に行く途中のSanto Amaroと言う停留所降りて直ぐの場所。テージョ川に架かる
赤色の4月25日橋の真下ですし、市電からも良く見えるリスボン市電の基地がその場所ですから分かりやすいかと思います。
市電博物館と書きましたが、正確にはMuseu da Carris。リスボンの市電やバス、ケーブルカーを運行するCarris カリス社の
敷地内にある博物館です。カリス社の門をくぐり守衛さんに「博物館に来た」と告げると場所を教えてくれます。博物館の入り口は
入って右側の建物です。

<カリス社 & リスボン市電博物館:第一展示場>
博物館は、第一展示場と第二展示場に分かれています。第一展示場は、カリス社の歴史や、市電の模型、昔の切符、車掌さん
の制服等の資料展示、パネル展示が中心です。リスボンにおけるカリス社の創業は1873年の馬車鉄道からだそうです。その
当時の風景や切符なんかの展示が興味深かったです。第一展示場は、それ程広くありませんから30分もあれば見れるでしょうか。
もう少しゆっくり見たかったのですが、係員が「見終わったか?」と声をかけてきます。ちょっとせかされた感じ?もしたのですが、
「シン、シン」と答えると、ドアを開け「ここで待て」とだけ言い残し、係員は一人、車両基地の方へ歩いて行きました。
Museu da Carris カリス博物館(リスボン) リスボンの市電博物館 第一展示場は模型等の展示
カリス社の入り口 リスボン市電の車両基地 今の新型よりよっぽどカッコ良い
リスボンの市電博物館は4月25日橋のたもと 路面電車の運転台 ポルトガル旅行記:Ola! Portugal ポルトガルブログ:Ola! Portugal与茂駄とれしゅ
 上を通るは4月25日橋  何気にディスプレイ  あのバッジ、欲しい!  懐かしの切符

<専用車両に乗って第二展示場へ>
そして、係員の方が運転して来たのが、このレトロな車両。この車両で第二展示場に移動します。今回は開館時間直ぐに行った
ので、他に見学客はおわず貸切車両です。この車両、1901年製造のクラシカルな車両です。布製のシート、天井には可愛らしい
シャンデリアが載っています。ピカピカに磨かれた木製の車内も良い雰囲気ですね。同じ敷地内にある第二展示場へは、この
レトロ車両で2〜3分です。第二展示場に着いてからも、運転手さんがバールを持ち出して、線路に差し込んでの手動のポイント
切り替えや、集電ポールの方向転換と行った細かなイベントも見逃さないでね。
そして、この第二展示場こそがカリス博物館の見所ですよ!(次のページに続く
第二展示場へは専用の路面電車に乗って移動 リスボンの路面電車 ポルトガル語:Electrico エレクトリコ(路面電車)
専用列車でGO! 貸切♪  シンプルな運転台
1901年製造のクラシカルな車両 リスボンの路面電車の運転台 ポルトガルの路面電車:リスボン市電
布貼りの天井に可愛らしいシャンデリア おいらも運転したい クラシカルな車内
さらに・・・Ola! Portugal 与茂駄(よもだ)とれしゅ から、
 ・リスボン市電博物館に行って来た その1 ←第一展示場へGO このページに載っていない写真もあるよ♪
 ・リスボン市電博物館に行って来た その2 ←第二展示場へGO このページに載っていない写真もあるよ♪
 ・リスボン市電大集合 ←リスボン市電関連のポルトガル土産が大集合♪
 ・リスボン市電、日本を走る?! ←土佐電鉄に嫁入りしたリスボン市電(コカコーラカラーの533号)に会いに行って来た♪
 ・リスボン市電、日本を走る:910号電車に乗って来た ←土佐電鉄で引退していたリスボン市電が復活♪乗って来た♪

リスボン市電博物館
第二展示場へ
 路面電車のある風景へ Lisboa リスボン
トップへ
 Ola! Portugal
トップへ
 

ライン